Webトランザクション(ブラウザー)監視のページ読み込み時間が実際のアクセスよりも長い理由

Webトランザクション(ブラウザー)監視のページ読み込み時間が実際のアクセスよりも長い理由

Webトランザクション(ブラウザー)監視は、Site24x7のWebトランザクションレコーダーを用いてWebページの遷移を記録します。レコーダーがクリック箇所を認識し、その記録に基づいてSite24x7がブラウザー経由で監視を行います。

ECサイトの"ログイン→購入→ログアウト"などといったページ遷移を監視したいお客様におすすめです。

このWebトランザクション監視で取得できるデータとして、ページ読み込み時間があります。これは記録したページ遷移の各ステップごとの応答時間です。
トランザクション時間は各ステップのページ読み込み時間の合計です。詳細はこちら

このページ読み込み時間は、実際のアクセスによるページ表示までの時間よりも長く取得されます。その理由は、この時間には次のアクションの時間が含まれているためです。

・HTMLコンテンツの読み込み
・画像やCSS、その他のコンポーネントの読み込み
・マウスホバリング
・ボタンクリック
・コンテンツマッチ

上記要素が完全に終了した際の時間の合計が、ページ読み込み時間として考慮されます。各要素の詳細はこちらを参照してください。
そのため、ページ読み込み時間が実際のアクセスよりも長くなるのはSite24x7の仕様となります。
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