VMware監視のためのVMware権限

各VMwareリソースを監視するには、いくつかの権限を付与する必要があります。管理者権限をもつユーザーの場合、全ての権限が利用可能です。読み取り専用ロールの場合、特定の操作を行うために追加で権限を付与する必要があります。VMwareリソースの監視に必要な権限のリストはつぎのとおりです。

VMwareリソース	権限	理由
vCenter	追加権限なし
ESX/ESXiホスト	追加権限なし
仮想マシン (VM)	接続されているESX/ESXiホストのInteract.PowerOff、Interact.PowerOn、Interact.Reset	Site24x7コンソールのVM停止、起動、再起動のため
データストア	接続されているすべてのESX/ESXiホストのBrowse およびConfig	基本的な監視操作のため
リソースプール	追加権限なし
全タイプ	System.Read、System.View、System.Anonymous	読み取り専用ロールのデフォルト権限

権限の有効化

次の手順で権限を有効化してください。

1. vSphereクライアントにログインします。

2. 2つの権限のうちいずれかが作成されているかを確認します。されていない場合、左側タブのホストにアクセスして作成を行い、右クリックして権限を選択します。

3. 管理権限で、表示されたユーザーのリストから設定するユーザーを選び、ロールの割り当てをクリックします。

4. Rootの権限の設定でデータストアをクリックし、データストアのBrowseとConfigにチェックを入れます。

5. 仮想マシンの場合、仮想マシンをクリックして接続（Interact）をさらにクリックします。PowerOff、PowerOn、Resetにチェックを入れます。

6. 最後にロールの割り当てをクリックします。

カスタムロールの作成

1. カスタムロールを作成して権限を割り当てられます。

2. vSphereクライアントの左タブで、管理をクリックします。

3. 開かれたロールタブで、ロールの追加をクリックします。

4. ロールの追加ウィンドウのRootで、上記の手順4、5と同様にデータストアと仮想マシンの権限を割り当ててください。

5. システムをクリックします。システムびAnonymous、Read、Viewにチェックを入れます。

6. 追加をクリックします。

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