アクセスする際に「ACCESS DENIED」が表示された時の対処法

アクセスする際に「ACCESS DENIED」が表示された時の対処法

Site24x7にアクセスする際に「ACCESS DENIED」という画面が表示された時の対処方法をご紹介します。
例えば、以下のような画像とメッセージが表示されます。



この画面は2018年 12月 5日にあったTLS version 1.0ならびにTLS version 1.1のサポート終了によって表示されています。
そのため、この画面が表示されたお客様がSite24x7にアクセスできるようにするためにはTLS version 1.2(以下TLSv1.2)にアップグレードしていただく必要があります。
TLSv1.2移行に関する概要はこちら(英語版)をご参照ください。また、以降の説明も左のリンクを参考に記述しています。

TLSとは何か?
TLS(Transport Layer Security)は、システム間の接続を安全に確立するためのセキュリティー基準のことで、プライバシー確保のための伝達情報の暗号化や、情報を悪用されないようにするためのシステム認証を要求するプロトコルです。

なぜアップデートが必要なのか?
古いバージョンのTLSではセキュリティーの基準を満たしておらず、複数の脅威にたいして対策がされていないため、いくつかの脆弱性が存在していましたが、TLSv1.2ではこれまでのバージョンにあった脆弱性が解消されています。そのため、お客様により安全なサーバーやブラウザーを使ってデータやAPIにアクセスしていただきデータの安全性を確保するために、アップデートをお願いしています。

アップデートするには?
ウェブユーザー:
ウェブブラウザーからアクセスする場合、TLSv1.2をサポートしている以下の環境がインストールされている必要があります。

Internet Explorer(IE) version 11 以上(IEv9とIEv10ではお客様自身でTLSv1.2にアップデートしていただく必要があります )
Google Chrome version 30 以上
Mozilla Firefox 27以上
Safari 7以上


モバイルユーザー:
モバイルプラットフォームからアクセスする場合、以下の環境がインストールされている必要があります。

Google Android version 4.1 以上
iOS 5.1 以上
Windows Phone 8.1 以上


APIユーザー:
APIによる通信でご利用されている場合、使用されているプログラミング言語を以下のバージョンにアップグレードしていただく必要があります。

Java 6u45
Java 7u25
OpenSSL 0.9.8y
.NET 4.5 以下(.NET 4.5はTLSv1.2を有効にするためにお客様自身で設定を変更していただく必要があります)





詳細についてさらに詳しく知りたい方はこちら(英語版)をご参照ください。
また、ご利用のブラウザーがTLSv1.2に対応しているか確認したい方はこちら(英語版)をご参照ください。
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