サーバー監視の誤ったアラート通知の回避策

サーバー監視の誤ったアラート通知の回避策

ユースケース:
ジョブが定期的に実行されるサーバーを監視に設定しているとします。このジョブによってサーバーのCPU使用率が100%近くまで上昇したとき、これにより誤ったアラートが引き起こされ、ユーザーに混乱を招く恐れがあります。

解決策1:
1. Site24x7にログインし、[サーバー] → [サーバー監視名]の順にクリックします。
2. 監視表示名の横にあるハンバーガーアイコンにカーソルを合わせます。
3. 編集をクリックし、サーバー監視編集ページにアクセスします。
4. 設定プロファイル欄のしきい値と可用性の横にある鉛筆アイコンをクリックします。


5. しきい値の設定欄にあるCPU使用率のしきい値を選択します。
6. ポーリングの計画のドロップダウンリストから平均時間を選択します。トラブルやクリティカルのアラートを発生させるための平均時間を分単位で入力します。

7. 変更を保存します。

解決策2:
CPU使用率が上昇する時間帯がわかっている場合、"メンテナンス期間"や"ダウンタイム通知の遅延"機能を設定します。ダウンタイム通知についての詳細はこちらを参照してください。

関連ガイド:
・サーバー監視のパフォーマンスメトリクス:Windows | Linux
    • Related Articles

    • 1サーバー監視でサポートしている機能

      1サーバー監視でサポートしている機能として次のものがあります。 (CPU / RAM等のサーバースペックに消費ライセンスは関係しません) ・1分間ごとのチェック間隔 ・誤報アラート防止機能でのアップタイム維持 ・CPU、メモリー、ディスク使用率(予測)、負荷平均などといった80以上のパフォーマンスメトリクス ・ディスクパーティション情報(空きと使用中の内訳)と使用量予測 ・帯域使用率、エラーパケット、入力/出力トラフィック、送信/受信パケットといったネットワーク統計 ...
    • Linuxサーバー監視でのCPU使用率の計算方法

      CPU使用率は 'top' コマンドを用いて計算されます。 CPU使用率 = 100 - アイドル時間(idle time) 例: アイドル値(idle value) = 93.1 CPU使用率 = ( 100 - 93.1 ) = 6.9% サーバーがAWSインスタンスの場合、CPU使用率は次の式で計算されます: CPU 使用率 = 100 - idle_time - steal_time 関連ドキュメント: Linuxサーバー監視でのメモリ使用率の計算方法 ...
    • Windowsサーバー監視で取得できるメトリクス

      1つのWindowsサーバー監視で、次のパフォーマンスメトリクスを取得できます。 ・CPU使用率:CPU全体の使用率、コアごとのCPU使用率、割り込みとコンテキストスイッチ ・プロセッサーキュー長 ・システムのアイドル状態 ・メモリー使用率:メモリー全体の使用率、スワップメモリー使用率、使用済みメモリー、メモリーページ(イン/アウト/フォールト) ・メモリー内訳:空き物理メモリー(MB)、空きスワップメモリー(MB) ・ディスクのアイドル状態とビジー状態の割合 ...
    • Linuxサーバー監視でのメモリ使用率の計算方法

      メモリ使用率は "free" コマンドを用いて計算されます。このコマンドの結果はLinuxディストリビューションにより異なります。 ケース1: メモリ使用率 = ( ( Total - Free ) / Total * 100 ) ここで次のようになります。 Free Memory = ( Total - Used + Buffer + Cache ) 例: Free Memory = (16313900 - 7857128 + 203152 + 4381116) = 13041040 ...
    • サーバー監視エージェントを一括アップグレードする方法

      複数サーバーのサーバー監視エージェントをアップグレードする方法は次のとおりです: Site24x7アカウントにログインします。 [管理]→[インベントリー]→[一括アクション] に移動します。 [サーバー監視エージェントのアップグレード]をクリックします。 監視名、監視タイプなどのフィルター条件でフィルターを実行します。 例:[監視タイプ][が次である][サーバー監視]により、サーバー監視がリスト表示されます。 アップグレードしたい監視を選択し、右上の[アップグレード]をクリックします。 ...